「ヤバいな、この家・・・」と思った時の対応方法

今まで何度か、

「これ、ヤバいな・・・」という家の

訪問をしたことがあります。

 

 

 

 

 

 

no.929

 

 

あーーーこれはヤバいなという家への訪問

 

 

開業して間もない頃に

仕事の依頼があって

訪問した家のお話。

（個人が

特定できないように

内容は加工しています）

 

 

とりあえず片っ端から

連絡先を掲載していた時期で、

たしか、電話帳を見て

電話をかけてこられた方でした。

 

 

大きな新しい家で、

庭も広く、

敷地の隣に

所有の新しいアパートが数軒。

 

 

出てこられたのは、

60代ぐらいの女性でした。

 

 

ご相談は、

どこかで資金繰りを

誤ったようで、

支払いが滞っている。

 

 

どこをどうしたら

いいのかわからない。

というご相談でした。

 

 

事業の資金繰りについては

専門外なので、

できないと伝え、

 

 

でも家計のチェックもしてみたら、

いろいろ問題があって、

そこのアドバイスを

させてもらって、

 

 

すみません、私ができるのは

ここまでです。

 

 

資金繰りについては、

税理士の先生や

経営コンサルタントの方などに、

相談してくださいと

言って帰りました。

 

 

今でも、そのお宅の近所を

時々通るので

あの方はどうしているかなと

思います。

 

 

今から思えば、

ご主人か誰かの遺産で

大きなお金が

入ったのか何かをきっかけに、

 

 

家を建てようとしていたら、

ついでに資産運用として

アパート経営を勧められて

乗ってしまったけど、

うまくいかなかった。

 

 

・・・というパターンでしょう。

 

 

そもそも、

携帯電話を

なぜか3台も持っていて、

その割賦のしくみすら

理解していなかったから、

 

 

そんな大きなお金が動く経営など

今までしたことは

なかったのかもしれません。

 

 

とりあえず、近くのスーパーで

レジ打ちをしていますと

言われていましたが、

そんな収入は

焼け石に水だったはず。

 

 

とにかく目の前にあることを

やることが精いっぱいで、

ヘトヘトな感じでした。

 

 

家の中が散らかりまくって

人を通すような状況ではなくて、

 

 

おそらく昨日かその前かの

鍋をしたものがが片付いてないまま、

夏ならハエが飛びそうな状態で

置きっぱなしにしてあったのが、

状況の悪さを物語っていました。

 

 

時々この手のパターンに

遭遇します。

 

 

今だったら私はどうするか。

 

とりあえず、

窓を開けて空気の入れ替えをして、

一緒に鍋の片付けをして、

流しにたまっている食器を洗って、
溜まった洗濯物は洗濯機で回して。

 

 

掃除機をかけて、

ゴミはまとめて外へ。

 

 

リビングダイニングの

最低限の掃除を

手伝ったと思います。

 

 

一番長くいるところが

最低限片付いてないと、

真っ当な判断はできない。

 

 

専門家に相談することも

もちろんですが、

 

 

ご本人の状況によっては、

眠れているか、

体の不調はないか、

思考が「でも」「だって」で

グルグルしていないか。

 

 

・・・など確認して、

心療内科へ行くように

勧めます。

 

 

お金の話も

「今すぐ！」対応しないと

いけない場合も

ありますが、

 

 

それよりもまず

きちんと思考ができるよう、

整えることを優先しなくては、

進むことも進まない。

 

 

そんなことを大事にしています。

 

 

緊急性が高い場合は、

イレギュラー対応を

しても、目の前の方を

どうにか前に進める

お手伝いをしたいと思っています。

 

 

ということで、

 

 

では、また明日！

 

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