
高校は義務教育ではない、というのを、
子どもが不登校になると痛感します。
「このまま今の学校を続けるのかどうか?」
という現実を突きつけられます。
まさに今、自社のスタッフにそういう親がいるなら
経営者としても知っておいたほうがいいです。
no.1565
夏休みは、高校生の不登校の相談が増えます。
最初の理由は様々です。
・受験に失敗した
・中学校と同じ部活に入ってみたが
人間関係がうまく行かない
・同じ中学から一緒に行く子がいなくて
つまづいてしまった
1学期からポツポツと休みが増えて
6月後半から全然行けてない。
定期テストを受験できてない。
そうなると、黄色信号です。
テストを受けていないのは
かなりヤバい。
成績評価は学校によって異なりますが
中学までの最大の差は
「義務教育でないこと」です。
必要な条件を満たさないと
単位取得ができない。
つまり留年してしまいます。
わたしも去年息子の転校までの
ドタバタの中に
「出席日数」のことで
2学期の途中から、
先生から
「お母さん、この教科はあと〇日です」の
連絡をもらうようになって、
これはヤバい。
どうするどうする?と
相談できるところに
確認しまくっていました。
結局うちの息子の場合は、
11月ごろから
グズグズしていましたが、
1年生はなんとか在籍して
取得できる単位を持って
通信制高校に編入しました。
(12月の時期に編入するのは
総合的に判断して
意味がないと言われました)
この時に通信制高校の先生に
教えてもらったのが
「退学ではなくて、編入。
在学期間が1日でも空いてしまうと
3年で卒業できなくなります。
くれぐれも退学しないように
してください」
だから、とりあえず今の学校を辞めて
おちついて次を考えよう、
となると
3年じゃ済まなくなる。
できるだけ在学している間に
次の目途をつけたほうがいいのです。
(この期間については、
時期にもよると思いますので、
学校に必ず確認を
取ってください)
それから、うちの息子は
通信制高校を選びましたが、
全日制の私立高校でも
通信制のクラスがある学校も
増えています。
そして通信制高校も
毎日学校に行ける学校もあります。
そちらもあわせてご確認ください。
そして大検も。
子どもが学校も行かずに
オンラインゲームしてるだけで怒りがわく時期も。
親が子どもの現状について
あれこれ気をもむことは
しかたありませんが、
必要以上に悲観されている
保護者の方も少なくありません。
でも、忘れないで欲しいのは
今目の前で起こってることは
仕方ないとして、
優先すべきは
子どもがどうしたいか?
なのです。
親に口答えできなくて、
子ども自身が自分で決めないで
次の進路を決めてしまったとしても
失敗するのは目に見えています。
同じことを繰り返します。
なので、あなたと
あなたの会社の
スタッフに
今日書いてる話が
起こったとしたら
このことを思い出してほしいのです。
決めるのは子ども自身です。
もし、スタッフが落ち込んでいるなら
選択肢(学校を辞めるのか辞めないのか、
次はどうするのか)は
親が、早めに
リサーチして準備することは
大切だけど
最後に決めるのは子どもだと
教えてあげてください。
決して親じゃないと。
従業員が子どものことで
感情的になってしまって
仕事に支障が出ているようなら
お話聞きますので
ご連絡ください。
zoomでも、電話でも
対応させていただきます。
では、また明日!
質問受け付けています!
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Profile
1973年岡山市生まれ。
県立岡山城東高校、ノートルダム清心女子大学卒業後、求人誌・ブライダル誌・グルメ誌の編集・製作を経験。
後輩やアルバイトの育成にもかかわる。
このころから「お母さん」とよく呼ばれるようになる。
2001年結婚後退職し、久米郡美咲町に移住。
2004年 開業。様々な業務を経験し、仕事と同時進行で、親の介護、自身の体調不良、プチ不登校児の子育てなどを経験。
これまでに、多くの家庭の話を聞いてきたが、そこで同世代の女性の背負うものの多さや苦しさに直面し、何とか力になりたいと年々強く感じるようになった。
その中でも、自分の使命に従って起業をした女性たちの支援をしたいと思うように。
そこで、2024年から、起業をしたけれどなかなか成功できない女性起業家を多方面からサポートする業務をスタートした。
これまで3000人以上の話を聞いてきた経験から、独自の質問力で、相談者から「ついつい本音を話したくなる」と言われる。
そして、話を聞いているうちに、ついついおせっかいをあちこちで焼いてしまう51歳。
ブログは2021年5月から連続投稿をスタートし、もうすぐ1300日を達成する。
テレビやラジオ、雑誌などメディア出演多数。
現在、夫と息子(高1)とネコ1匹と岡山の中山間地域で田舎暮らしをする。
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