
人間生きてればいろんなことがあります。
自分でなくても、
スタッフの子どもが
病気になってしまって、
自分の仕事に影響が出るとしたら
あなたはどうしますか?
no.1551
先日も、子どもの不登校になった場合の
母親の対応について書きました。
子どもの不登校と母親の勤務形態の相関関係
不登校の中で思春期の時期に
一定割合にあるのが
「起立性調節障害のため、朝起きれない」
先日の記事では、年齢層が異なりますが、
これはこれで苦労します。
というのは、うちの息子も
今はかなり落ち着きましたが、
ちょうどコロナが始まった小6から
中2の前半の約二年が
この症状で苦労しました。
うちの子の場合は、
それでも軽度だったのと、
早い時期に専門医に
相談できたこと。
薬剤師やスクールカウンセラーや
医師の方が
知り合いにいるので、
あれこれ相談したことで、
改善が早かったと思います。
(アドバイスくださった方
本当にありがとうございます)
治らない方は20代まで
引きずっているというのも聞きます。
子どもの努力ももちろん大切なのですが、
キーマンである母親が
「〇〇でなければならない」を
早いうちに捨てて、
周りのアドバイスを
子どもに試してみるのが
いいのかなと思います。
(これが絶対とは言いませんが)
先日も、わたしがたまたま
息子の診察の合間に待合室の写真を
アップしていたのを見て
「そういえば、榎本さんちも
うちの子と同じ症状で
治療したんだった」と
思い出されて、
相談してこられた方がいました。
子どもが毎日
今日は何時におきるのだろうか、
もしかして夕方まで
おきないんじゃないか。
と、気をもむのは
わたしもほんとうに
メンタルがやられる思いでした。
・・・というか、
一番ひどかった時期は
やられてました。
だからこそ、当事者の母親が
仕事に支障が出やすいのは
仕方がない。
そんなこと簡単に言うな!と
言われるかもしれませんが、
「スタッフにはみんな扱いは平等」と
いうのでは、今の時代通用しません。
昔は組織のルールに
中の人が合わせるというのが
当然でしたが、
できるだけスタッフが
仕事がしやすいように
ある程度柔軟な対応を
していくことが大切です。
勤務時間がちがちに
職場にいないといけないよりは、
途中休み時間に帰ることを許すとか、
成果が出ていれば、勤務時間を
ある程度許容するとか。
労働法のしばりもありますが、
それを踏まえたうえでの
働き方に対する
配慮はあってもいいのではないかと
思います。
ちなみに、
そういう意味での参考例として
ご紹介。
同じブログ仲間の
愛知県小牧市で小規模保育園をしている
さかえ先生のブログがこちら。
病気の子を預かれないのか
保育士も同じ母親。
一人の保育士の子どもが体調を崩すと、
他のメンバーで勤務を調整しあって
仕事をまわしています。
正職員を中心に
パート勤務のスタッフも大勢いる
組織です。
すべての職種がこれを
できるとは限りませんが、
「だれかがだめな時でも
他でカバーできる体制」と
「まじめな人が損をしない組織づくり」は
上にいる人が仕組みづくりに
チカラを注ぐかどうかで変わります。
どうぞ、だれかが我慢して
組織がギリギリなりたつことのないように
していきたいですね。
我慢してる人は、
限界に来たら
自分が体を壊していきなり辞めるか、
周りを攻撃し始めるかなど
よくないことがおこりますよ。
スタッフのなかに思い当たる人がいたら、
気を付けてください。
では、また明日!
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Profile
1973年岡山市生まれ。
県立岡山城東高校、ノートルダム清心女子大学卒業後、求人誌・ブライダル誌・グルメ誌の編集・製作を経験。
後輩やアルバイトの育成にもかかわる。
このころから「お母さん」とよく呼ばれるようになる。
2001年結婚後退職し、久米郡美咲町に移住。
2004年 開業。様々な業務を経験し、仕事と同時進行で、親の介護、自身の体調不良、プチ不登校児の子育てなどを経験。
これまでに、多くの家庭の話を聞いてきたが、そこで同世代の女性の背負うものの多さや苦しさに直面し、何とか力になりたいと年々強く感じるようになった。
その中でも、自分の使命に従って起業をした女性たちの支援をしたいと思うように。
そこで、2024年から、起業をしたけれどなかなか成功できない女性起業家を多方面からサポートする業務をスタートした。
これまで3000人以上の話を聞いてきた経験から、独自の質問力で、相談者から「ついつい本音を話したくなる」と言われる。
そして、話を聞いているうちに、ついついおせっかいをあちこちで焼いてしまう51歳。
ブログは2021年5月から連続投稿をスタートし、もうすぐ1300日を達成する。
テレビやラジオ、雑誌などメディア出演多数。
現在、夫と息子(高1)とネコ1匹と岡山の中山間地域で田舎暮らしをする。
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