生命保険は、大事なのは出口。告知義務違反はダメよ。

生命保険は、入るときよりも

保険金を受け取るときが一番大切です。

 

そのためには、

加入時の健康告知には、

本当に、気を付けていただきたい。

 

今日はそんな話です。

 

no.806

 

生命保険は誰でも入れるわけではありません。

 

 

一般的な保険商品は、

加入に一定の基準があって、

それに見合うかどうか

確認するために

健康告知書（こくちしょ）に

記入をする、

 

 

あるいは、健康診断結果を提出する、

あるいは病院で医師の問診を受けます。

 

 

ここでは細かい説明は避けますが、

通院をしていたからといって、

全く入れないというわけではなく、

例えば「条件付き加入」

 

 

ということで保険料を割り増ししたり、

加入後、数年間は

免責の条件がついたり

ということで、

加入ができる場合もあります。

 

 

ただやはり、

一発アウトのものもあって、

 

 

分かりやすい例で言えば、

三大疾病と言われる、

がん・脳疾患・心疾患や、

メンタルの病気。

 

 

眠れないからと、

睡眠導入剤を飲んでいる場合も、

加入を見送られる可能性は高いです。

（医療関係のかたはココ注意）

 

 

とは言っても、

何もかも加入できない

というわけではありません。

三大疾病にかかった履歴が

あったとしても、

一定期間すぎれば、

引受の緩和型の保険であれば、

加入ができることもあります。

 

 

メンタル疾患の場合は、

がん保険なら加入できる

というものもあります。

 

 

大事なのは、「必要な時にお金が出るか？」

 

保険のことって、

保険料が何円で入れるかどうか？

が先になりがちですが、

 

 

当然のことながら、

保険料払っているので、

本当に必要なタイミングで、

お金が出なければ意味がありません。

 

 

ちなみに、加入後二年以内に、

保険金の請求があった場合、

保険会社が、高い確率で、

健康告知の内容に間違いなかったか？

調査に入る可能性が高いです。

 

 

調査とは、本人への確認だけでなく、

本人に許可を取って、

病院に確認に行くこともあります。

 

 

私も、初期の頃に一度だけ、

保険金請求で、調査に入られたことがあり、

ドキドキした経験があります。

 

 

その時は、なんとかクリアして、

加入されたお客様に保険金を

お支払いすることができました。

 

 

この経験は、お客様と、そのご家族に

体調が悪いのに、

せっかく保険に入りなおしたのに、

もしかして保険金が

払われないかもしれない、

 

 

という強い、

本来は持たなくていい

不安感を与えてしまうことに

なりました。

 

 

それもあって、健康告知の大切さを

細かすぎるぐらい

お伝えするようにしています。

 

 

私のような、

お金の相談を

うけている人のなかで、

 

 

保険の取り扱いをしている人は、

家計全体のことだけで言えば、

とりあえず何かに加入できればいいと

思っている人も一定割合います。

 

 

私のように健康告知について

ここまで言う人は

正直少ないです。

 

 

ただ、やはり、

お金を払っている以上、

出口でお金が出ない、

というのはダメだと思うのです。

 

 

以前「よーくかんがえよー、

おかねはだいじだよー」

というCMがありましたが、

 

 

本当に、

自分たちのお金を守る意味でも、

保険加入時にきちんと

健康告知をしていただきたい、

と思います。

 

 

では、また明日！