自分があるいは家族が、
介護状態になってしまった時に、
預金だけで賄えるのか?
そんな不安をお持ちの方も
いると思います。
そんな方々に、
保険で準備できることを
知ってほしいです。
今日はそんな話
no.817
「介護保障保険」と、
ついているものはさまざまあります。
大きくは、
「掛け捨て」か「掛け捨て」じゃないか?
「どの段階でお金が出るか」
というのがポイントになります。
「掛け捨て」では、
保険料は安いけど、
掛け捨てで、お金が出るもの、
保険料は終身払いか、
更新型の特約の中の一つとして
組み込まれているものが多いです。
一時金が出るものや、
年金が一定期間でるものがあります。
「掛け捨てじゃない」ものは、
保険料は高めだけどれど、
終身保険タイプで、
介護状態になった時に
一時金で受け取れたり、
年金が亡くなるまで、
毎年受け取れるタイプのものも
あります。
掛け捨てじゃないタイプのものは、
途中で解約した場合は
解約金が受け取れるので、
介護より先に、
病気の治療に当てるという
使いかたもできます。
以前は要介護4や5で
出るものがほとんどでしたが、
だんだんと、
早い段階で保険金が支払われる
商品が増えてきて、
今は要介護1でも
支払われる商品も出てきました。
要介護度ってどのくらいかというと、
以下をご覧ください。
自立 | 日常生活に支援や見守りが必要無い |
要支援1 |
基本的な日常生活動作は自分で行えるが、一部動作に見守りや手助けが必要 |
要支援2 |
筋力が衰え方向立ち上がりが不安定。介護になる可能性が高い。 |
要介護1 |
日常生活立ち上がり歩行に一部介助が必要。認知機能低下が少し見られる |
要介護2 |
要介護一よりも日常生活動作にケアが必要で、認知機能の低下が見られる |
要介護3 |
日常生活動作に全体の解除が必要で立ち上がりや歩行には杖歩行器車椅子を使用している状態認知機能が低下し見守りも必要になる |
要介護4 | 要介護三以上に生活上のあらゆる場面で介助が必要。思考力理解力も著しい低下が見られる |
要介護5 |
日常生活全体で介助を必要とし、コミュニケーションを取るのも必要難しい状態 |
※みんなの介護より引用
保険料としては、
ほかの保障と同じで、
保障の範囲がより広く、
受け取りやすい保障内容ほど、
保険料は割高になります。
だから、介護保障保険で言えば
保険料は、
要介護5<要介護4
<要介護3<要介護2
<要介護1の順番になります。
一般的な保険であれば、
契約者=被保険者ですが、
介護保障保険では
契約者が子供、
被保険者が子供とその親、
おまけに、配偶者とその親まで
カバーする商品もあります。
もちろん親の健康告知は必要です。
私もこのタイプの商品に、
自分と父親を被保険者として
加入をしています。
要介護2になった時に
保険金が受け取れるもので、
また実際受け取ることに
なったときは、
どうだったのか、
こちらのブログでも
紹介したいと思います。
介護保障は、保険の見直しで、
見積もりを希望される方も
いらっしゃいますが、
保険料を見て
「え?こんなにするの?」と驚かれて、
(特に掛け捨てではない場合)
優先順位が低いため、
見直しの候補から
外されることは少なくないです。
リアリティがないと、
それは仕方ないです。
私が加入をしている理由は、
やはり母の介護を
経験しているからです。
母が60代で介護認定になるという、
早い時期から、
介護サービスを利用した経験から、
毎月の支出はできるだけ、
お金を用意しておかないと大変!
ということを痛感したからです。
ディサービスを利用していた頃は
まだそれほど負担感は
ありませんでしたが、
要介護3になり、
特別養護老人ホームに入所していた頃は、
新しくオープンした施設で
個室しか選択肢がなく、
父がまだ仕事をしていた
ということもあり、
利用料が月15万円以上
かかる月も多々ありました。
特養の入所期間が
2年半だったと考えると、
子供ひとりぶんの大学時代の仕送りに
近い金額がかかったという
計算になります。
母はおそらく、
介護サービスを利用した期間は、
短い方に入ると思います。
先日も、介護期間が10年だった
という話も聞きました。
家で世話をすることは、
できる人はやればいいと思いますが、
できない人、やろうと思っても
限界が来てしまった人が、
家計をできるだけ圧迫させないで
介護施設にお世話になるという
選択肢を持てるだけの
お金の準備は必要だと思います。
それが預金で賄うのか、
保険で賄うのか?それぞれの選択で
良いと思いますが、
私はできるだけ負担の少ない
保険の加入をお勧めします。
親の介護は、
子がして当たり前の時代は
終わりました。
子供にも生活があります。
万一のための保険ですから、
自分が親のために使う、あるいは
自分が介護で迷惑をかけないためにも、
うまく活用して行きましょう。
ではまた明日!
次回 予定 |
8月23日(水) 13:30〜16:30 |
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費用 | ウェルカムセット 1,500円 (ドリンク・今日のおやつ・1枚タロットカード引き) paypay、楽天Pay、クレジットカード、現金でお支払いいただけます。 |
場所 | パブ日替わりママ 岡山市北区内山下1-8-21 エバーグリーン内山下 |
次回予定は8月9日 (水)
18:15ごろから
住所 | 岡山/岡山市東区邑久郷 津山/久米郡美咲町周佐600-19 |
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受付時間 | 火~土:9:30~17:30 |
定休日 | 日・月 |
Profile
1973年岡山市生まれ。県立岡山城東高校、ノートルダム清心女子大学卒業後、求人誌・ブライダル誌・グルメ誌の編集・製作を経験。後輩やアルバイトの育成にもかかわる。
厳しい家で育ち、お金を自由に使えなかった反動で、大学時代は家庭教師などバイトに明け暮れ、入ったお金を右から左へと使いまくる。その上、社会人になって、高額エステで、数十万のローンを組み、車やパソコンを購入し、預金がスッカラカンに。
そこから、お金の使い方を考えるようになり、ファイナンシャルプランナーという職業に興味を持つ。そして、「自分の知識や経験で、周りの人を幸せにしたい」と思うように。
その後、国内生保営業を経て、2004年 ファイナンシャルプランナーとして開業。ファイナンシャルプランナーでは、19年間で1000組以上の世帯の相談にこたえる。
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