情報誌製作の現場で体験できたことと、そこで見えた自分の限界

２０代の頃の仕事の振り返り。

 

３日目は、この仕事でないと

得られなかった体験と、

自分の限界が見えたことについて。

 

no.1052

作って出来上がったものを手に取るとうれしい？

 

わたしは、高校の頃から

マスコミに興味があって

なかでも出版の仕事がしたくて、

大学卒業後は

出版の仕事を選びました。

 

 

入ってみると想像以上に

地味な仕事の連続だし、

 

 

出来上がった出版物を見ても、

反省ばかりが先に立って、

「できた！うれしい！」と

思うことは正直少なかったです。

 

 

出来上がったものを見るときは、

「ミスがないか」を

まずチェックすることが

第一段階だったのが

大きいのかもしれません。

 

 

ミスがあると、

クライアントが絡む場合

お詫びにいかないといけない、

あるいは本を回収をしないといけない。

など、その後の対応が

大変だからです。

 

それでも、その広告を見て

人の採用が決まったり、

 

 

取材をした飲食店が

その記事のおかげで

お客様が殺到した、

売上が軌道に乗った

という貴重な体験も

させていただいたので、

 

 

媒体が持つ強さを

実感することができたのは

よかったです。

 

 

自分がプリントアウトして

配る小冊子とは

訳が違います。

 

 

地元でそこそこ

媒体力がある会社で

仕事をさせていただいた

おかげです。

 

 

 

ゼロから生み出す作業のつらさ

 

それでも、クリエイティブな仕事というのは、

なにもないところから生み出すことが

当然のことなので、

 

 

自分のデザインのネタの少なさに

ガックリしていくことや、

記事のプランを出そうとしても

何が読む人が喜んでもらえるのか？

 

 

そういったことが

段々増えていくのが

精神的にきつくなり、

 

 

仕事をするのが

苦しくなっていきました。

 

 

人間の想像力は

枯渇しないのか？

 

 

そんなことを考えた時期も

ありました。

 

 

結局退職後に

フリーで３年ほど

デザインの仕事を受けながら、

ファイナンシャルプランナーの勉強をして

保険会社に２年ほど勤めて、

 

 

ファイナンシャルプランナーとして

仕事をすることを決めたのが

３０歳の時。

 

 

デザインの仕事を完全に

手放した時は、

開放感でいっぱいでした。

 

 

その後、退職した会社から、

ファイナンシャルプランナーとして

コラムを依頼されるようになり、

 

 

考えて執筆していくことへの

抵抗感は徐々に薄れていきましたが、

 

 

未だにプレゼン資料作りも

「できないことはないけど

サラッとできるものではない」

 

後回しにしてしまいがちな

仕事です。

 

 

 

ブログを書き続ける意味

 

それでも毎日ブログを書いているのは、

思っていることの言語化の

練習も兼ねています。

 

 

書き続けていると、

だんだん一つの事柄に対しての

説明が深くなった気がします。

 

逆に必要以上に

長くなってるところもありますが、

そうなれば削ればいい。

 

 

ということで、

 

では、また明日。

 

 

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