住宅は、多くの人が
一生に一度の買い物です。
それだけに、
資金計画が大丈夫なのか?
住宅メーカーの担当だけでなく、
ファイナンシャルプランナーなどが入って、
キャッシュフローを作って
検証することも
10年前に比べても増えてきています。
でも、そのファイナンシャルプランナーが
依頼主のメーカーを向いているのか、
実際お金を支払う個人のお客さまを
向いているのかを
見極めることは大切です。
今日はそのチェックポイントを
お伝えします。
no.839
家を建てる時に
住宅メーカーや工務店の方から
FP(ファイナンシャルプランナー)や
保険会社の営業マンで
FPの資格を持っている人を
紹介されて
今後のキャッシュフローを
作ることがあります。
10年前に比べると
そうやっているケースが
ぐっと増えているように
感じます。
彼らは、そこで家が成約になったら
成功報酬でお金をもらっている
ケースもありますし、
顧客紹介ということで、
その後、生命保険の契約に
つなげていることも多いでしょう。
保険の契約につなげるだけでなく、
後に追加で仕事がもらえるよう、
どちらかというと、
家を買う人ではなく
家を売る側に、
味方していケースは
少なくないです。
だから、完全に
公正中立とは
言い切れません。
ただ、その中で、
家を買う人のほうを向いた
提案をしてるかどうかは、
判断がつきます。
ここでは、
見極めのチェックポイントを
ご紹介します。
1.ヒアリングが十分であるか?
支出について、
相談者が言わないけれど、
引き出すことができるか?
トータルの支出が本来より低く
見積もられすぎていないか?
2.キャッシュフローで、
希望通りいれたものに対して、
途中から赤字になっているものを
どこをどう改善すればいいのか、説明ができるか?
3.相談者の、
「家」以外の優先順位が高い支出について
適切なアドバイスができるか?
「家」ありきの提案になっていないか?
ただ、支出を
もう少し抑えたほうがいいですね、とか、
年収をもう少しアップしましょうと
言うだけでは、ハァァ?と
なってしまいます。
そして、支出に関しても
優先順位の高いけど、
支出も大きい
「○○を入れてなかった」と
気付いて、
あとから担当者に伝えたときに
「それは○○だから大丈夫です」と
あっさり返されるとか。
きっとそれぞれ理論づけて
話をしてこられると
思いますが、
話を聞いていて
違和感を感じる場合は
別のFPに相談することも
考えていきましょう。
ということで、
わたしも、
セカンドオピニオン業務も
対応しております。
わたし自身も、
長くやってきているので
当然のことですが、
住宅メーカーや
建築事務所からのご紹介で
ライフプラン(キャッシュフロー)を
作ったこともありますし、
家計の見直しもしました。
一方で、
ライフプランを作らせていただいた
お客様を
試算した予算の範囲でできる金額で
対応してくださる
住宅メーカーさんを数社ご紹介して
相見積もりをしていただいた
こともありました。
どちらも、仕事ですから、
こちらも対価をいただいて
仕事をしています。
(住宅メーカーを紹介して
成約した場合は、
住宅メーカーから
紹介料をいただいています。
それは、事前にお客様にも説明済み)
でも、やはり大切なのは
お金を最終的に
誰が払うのか?ということ。
そのためには、
住宅メーカーがなんと言おうと、
そのお客様のためにならないことは、
やってはいけないと思うのです。
そして無理なことを言う
メーカーとは
そもそも付き合わないと
決めています。
家というものは、ぶっちゃけ、
止められても
買うときは買います。
ただ、無理な計画の場合、
どこまでブレーキを踏む、
あるいは、
どこを妥協するのかの
判断材料を
お渡しできればと思って
対応しています。
買ったあとに
絶対あってはならないのは、
せっかく購入した家を
払えなくなって手放すこと。
そんなことにならないように
お手伝いしています。
ではまた明日!
次回 予定 |
9月調整中(水) 13:30〜16:30 |
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費用 | ウェルカムセット 1,500円 (ドリンク・今日のおやつ・1枚タロットカード引き) paypay、楽天Pay、クレジットカード、現金でお支払いいただけます。 |
場所 | パブ日替わりママ 岡山市北区内山下1-8-21 エバーグリーン内山下 |
次回予定は9月20日 (水)
18:15ごろから
住所 | 岡山/岡山市東区邑久郷 津山/久米郡美咲町周佐600-19 |
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受付時間 | 火~土:9:30~17:30 |
定休日 | 日・月 |
Profile
1973年岡山市生まれ。県立岡山城東高校、ノートルダム清心女子大学卒業後、求人誌・ブライダル誌・グルメ誌の編集・製作を経験。後輩やアルバイトの育成にもかかわる。
厳しい家で育ち、お金を自由に使えなかった反動で、大学時代は家庭教師などバイトに明け暮れ、入ったお金を右から左へと使いまくる。その上、社会人になって、高額エステで、数十万のローンを組み、車やパソコンを購入し、預金がスッカラカンに。
そこから、お金の使い方を考えるようになり、ファイナンシャルプランナーという職業に興味を持つ。そして、「自分の知識や経験で、周りの人を幸せにしたい」と思うように。
その後、国内生保営業を経て、2004年 ファイナンシャルプランナーとして開業。ファイナンシャルプランナーでは、19年間で1000組以上の世帯の相談にこたえる。
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