今日は保険金請求の話。
我が家の父の請求を例に
書いてみました。
保険金請求を、
手早くするためには、
「逆算」がポイントです。
no.854
1か月近く入院していた我が父。
入院中に体力が
すっかり落ちて
しまっていましたが、
退院して、2週間経ち、
かなり動けるようになってきました。
自分で車の運転をして
用事を済ませてこれるように
なったとのこと。
やれやれです。
さて、今日は保険金請求の話。
父の場合、
30日以内で、手術はなかったので、
「簡易請求」ができました。
簡易請求の場合、
病院の領収書と、
保険会社の所定の請求書類や
状況報告書などが書ければ
提出できます。
(日数は
各社若干異なります)
診断書の出来上がりを待たずに
請求できます。
父の場合は、
私が書類を取り寄せて
準備をしていたので、
退院して、帰り道に
食事を待つ間に
必要事項を記入してもらい、
領収書と必要書類を持って
すぐ提出できました。
不備がなければ10日ぐらいで
入金できますよ、と言われた通り
10日ほどで入金されたようで、
父もホッとしていました。
請求が二社に分かれていて、
もう一つのほうは
「通院一時金
(退院後の通院に対してお金が出るもの)」
が付加されていたので、
退院後の通院日の領収書を付けて、
今日投函しました。
こちらも不備がなければ、
10日前後で入金されることでしょう。
高齢者は年金生活者の人が
多いでしょうし、
もし、仕事をしていたとしても、
パートやアルバイトを
している人がほとんど。
自分の労働力時間が
直接収入の合計額に
比例する方が
少なくありません。
だからこそ、入院した時は、
支出の不安が
大きくなります。
そういう時は、
早いタイミングで
保険金が
ちゃんと受け取れるほうが
安心できるのです。
ということは、
「できるだけ早く保険金を受け取る」
というミッションに対して、
逆算を
していくのです。
1.入院が決まった時点で
請求書類は、保険会社に
取り寄せの手配を
しておくこと。
2.病院に持っていく。
時間があるときに
必要事項を記入しておく。
3.診断書が必要な場合は、
前もって看護師さんや
受付に渡しておくと、
受け取りが確実に早いです。
「退院の時にできれば
持って帰りたいです」と
伝えておくのがベター。
4.できれば、一連の作業を
家族にしてもらえるように
話をしておく。
5.自分の両親など
高齢の家族が
いる場合は、
いざという時に困らないように
保険会社について確認をしておく。
(指定代理請求人などに
自分を指名しておいてもらえると
病気の家族が動けない時は
代わりに請求ができます)
わたしは、母の時に、
指定代理請求人の指名の
手続きができておらず、
手間がとてもかかったことを
後悔しています。
保険金の請求の際には、
毎回相続人である父と妹2人と
私の印鑑証明が必要で、
場合によっては、
保険会社の担当拠点の拠点長の
確認が必要なことがありました。
それから、
「成年後見人をつけていない証明」の
書類の提出も求められたことも
ありました。
(法務省に連絡して
送ってもらいました)
手間のかかり具合が
指定代理請求人を
決めているかどうかで
大きく違うのです。
母が、文字の書けるうちに
判断がつくうちに、
その手続きをしておけばよかったと
わたしが後悔をしたからこそ、
ブログでも何度か書かせて
いただいています。
ちなみに、うちの母が
介護認定になったのは
64歳、
亡くなったのは
69歳です。
60歳以上のご家族がいる方は、
大病をされてしまうと
あっという間ですよ。
ぜひ、生命保険のことだけでも
ご両親と話をして、
確認をしておいてくださいね。
では、また明日!
次回 予定 |
9月13日(水) 13:30〜16:30 |
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費用 | ウェルカムセット 1,500円 (ドリンク・今日のおやつ・1枚タロットカード引き) paypay、楽天Pay、クレジットカード、現金でお支払いいただけます。 |
場所 | パブ日替わりママ 岡山市北区内山下1-8-21 エバーグリーン内山下 |
次回予定は9月20日 (水)
18:15ごろから
住所 | 岡山/岡山市東区邑久郷 津山/久米郡美咲町周佐600-19 |
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受付時間 | 火~土:9:30~17:30 |
定休日 | 日・月 |
Profile
1973年岡山市生まれ。
県立岡山城東高校、ノートルダム清心女子大学卒業後、求人誌・ブライダル誌・グルメ誌の編集・製作を経験。
後輩やアルバイトの育成にもかかわる。
このころから「お母さん」とよく呼ばれるようになる。
2001年結婚後退職し、久米郡美咲町に移住。
2004年 開業。様々な業務を経験し、仕事と同時進行で、親の介護、自身の体調不良、プチ不登校児の子育てなどを経験。
これまでに、多くの家庭の話を聞いてきたが、そこで同世代の女性の背負うものの多さや苦しさに直面し、何とか力になりたいと年々強く感じるようになった。
その中でも、自分の使命に従って起業をした女性たちの支援をしたいと思うように。
そこで、2024年から、起業をしたけれどなかなか成功できない女性起業家を多方面からサポートする業務をスタートした。
これまで3000人以上の話を聞いてきた経験から、独自の質問力で、相談者から「ついつい本音を話したくなる」と言われる。
そして、話を聞いているうちに、ついついおせっかいをあちこちで焼いてしまう51歳。
ブログは2021年5月から連続投稿をスタートし、もうすぐ1300日を達成する。
テレビやラジオ、雑誌などメディア出演多数。
現在、夫と息子(高1)とネコ1匹と岡山の中山間地域で田舎暮らしをする。
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