自分のルーツをたどる上で、
家計図や家族の年表があると、
便利です。
数年前に戸籍の除籍を
取り寄せて、
小さい文字や、
癖のありすぎる文字、
謎の算用数字、
読み解いた先に
「あのお墓のあの人は!!!」
と新しい世界が見えてきました。
no.886
数年前に実家の家系図と
年表を作りました。
最初は家系図を作ろうと
作業をしていたのですが、
これは年表を作ったほうが、
誰がどのぐらいの時期に
何歳まで生きたとか、
わかりやすいのでは、
という判断で、
同時進行でそちらも進めました。
実際作って、
本当にわかりやすくなりました
自分の家系図や年表を作るのに
早いのは、
戸籍謄本の除籍を
市区町村の役所で請求することです。
私の場合は、いわゆる「本家」で、
直系がずっと同じところに
住んでいたので、
請求しやすかったです。
(県外から移住されている場合は、
その地域で請求することが
必用になります)
祖父の除籍を出して、
その親→その親と
たどっていきました。
このとき、
除籍を「さかのぼれるところまで
さかのぼってください」と
お願いしました。
一番先は明治の初めまで。
昭和22年の戸籍法が制定される前は
跡継ぎを「戸主」という呼び方で
呼んでいたしていたそうです。
親が子に家督を譲る場合は、
「隠居」という記載もあって
びっくりしました。
戸籍以外だと、
いつも葬儀や法事で
お願いしているお寺に
過去帳(いつ亡くなったか、
戒名など記載)があるので、
そちらを確認させていただくのも
いいのでは、と
先にこういった作業をされた方に
教えていただきました。
文字が読めないこともしばしば。
元の台帳をデータ化しているので、
縮小されています。
大正○年?
意味が分かりませんでしたが、
昔は手書きだったため、
一・二など、文字を書き足しやすい
数字に関しては、不正行為を防ぐため
壱・弐など、
使っていたようです。
ちなみに、これは二。
こちらも参考にしてください。
くずし字や変体仮名 古い戸籍で多い「読みづらい」文字(幻冬舎HP)
気を付けるポイントとしては、
・西暦と和暦を併記(戸籍は和暦)
和暦は一年の途中で
変わることが多いので、
わかりやすく統一
・年齢を0歳から亡くなるまで順に入力
(Excelだと連続データ記入ですると早い)
・戸主と嫁・子供の関係
(長男・次男・・・など)
・嫁の旧姓を併記しておく
(気になるのであれば、
どこに住んでいたか、
親の名前なども併記)
戸籍に記載された「入籍」
「配偶者死亡」などいれていく。
一通りこれで、
先祖の名前が分かると、
お墓に行った時も、
このお墓がどなたか、
というのが分かります。
うちの実家の墓は数が多くて
どうなっているのか?
幼いころから不思議で
たまらなかったのですが、
家族に説明をされても
ご先祖様の名前とお墓が
頭のなかで一致せず、
イマイチ分からずでした。
10年ほど前から
気学を学び、神社や、
自分のルーツの話を
意識するようになり始め、
ご先祖様のことを
知りたいと思うようになりました。
年表を作ろうと思う決め手は、
NHKのこの番組のことも大きかったです。
(画像はHPにリンクしています)
母が元気なうちに
もう少し聞いておけばよかったと
残念に思いますが、
まだ、話を伝え聞いている
父がいるので、
少しずつ聞いています。
自分のことを知るには、
両親・祖父母、
そしてご先祖様の
存在を知っていくことも
大切なこと。
ご先祖様から
自分までのルーツを
たどっていけば、
親がなぜ○○をしなければ
ならなかったのか。
自分が誤って記憶していたことも、
正しい情報が見えてくることも
あるでしょう。
わたしはこの10年で、
母の介護もありましたが、
いろんな意味で、
家族のことを知る努力を
したおかげで、
家族とのかかわり方が
随分変わりました。
腹が立つことも
理解してもらえなくて
悲しい思いをしたことも
ありますが、
いろいろあっての今、
ということで、
穏やかに受け止められるように
なりました。
ということで、
年表・家系図づくり
おすすめですよ。
ただし、老眼がある方は、
拡大コピー必須で
チャレンジしてくださいね。
(大変な方は、作成を外注してもいいかも)
では、また明日!
次回 予定 |
11月調整中 13:30〜16:30 |
---|---|
費用 | ウェルカムセット 1,500円 (ドリンク・今日のおやつ・1枚タロットカード引き) paypay、楽天Pay、クレジットカード、現金でお支払いいただけます。 |
場所 | パブ日替わりママ 岡山市北区内山下1-8-21 エバーグリーン内山下 |
次回予定は10月18日 (水)
18:15ごろから
住所 | 岡山/岡山市東区邑久郷 津山/久米郡美咲町周佐600-19 |
---|---|
受付時間 | 火~土:9:30~17:30 |
定休日 | 日・月 |
Profile
1973年岡山市生まれ。
県立岡山城東高校、ノートルダム清心女子大学卒業後、求人誌・ブライダル誌・グルメ誌の編集・製作を経験。
後輩やアルバイトの育成にもかかわる。
このころから「お母さん」とよく呼ばれるようになる。
2001年結婚後退職し、久米郡美咲町に移住。
2004年 開業。様々な業務を経験し、仕事と同時進行で、親の介護、自身の体調不良、プチ不登校児の子育てなどを経験。
これまでに、多くの家庭の話を聞いてきたが、そこで同世代の女性の背負うものの多さや苦しさに直面し、何とか力になりたいと年々強く感じるようになった。
その中でも、自分の使命に従って起業をした女性たちの支援をしたいと思うように。
そこで、2024年から、起業をしたけれどなかなか成功できない女性起業家を多方面からサポートする業務をスタートした。
これまで3000人以上の話を聞いてきた経験から、独自の質問力で、相談者から「ついつい本音を話したくなる」と言われる。
そして、話を聞いているうちに、ついついおせっかいをあちこちで焼いてしまう51歳。
ブログは2021年5月から連続投稿をスタートし、もうすぐ1300日を達成する。
テレビやラジオ、雑誌などメディア出演多数。
現在、夫と息子(高1)とネコ1匹と岡山の中山間地域で田舎暮らしをする。
詳細を見る