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井上慎平さんの 「弱さ考」を読んで、弱さと向き合う大切さを知る

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鬱を発症して今も向き合いながら

仕事を続ける

井上慎平さんの本を読みました。

 

過去の自分の常識が

今の自分を追い込む・・・

 

生きていくことのつらさを

受け止めて、前に進む大切さを

解説する一冊です。

 

 

このブログは、

経営者を支援する

おせっかいパートナー

榎本尚子が、

日々に役立つメッセージを

毎日お送りしています。

榎本尚子のプロフィール・理念・実績はこちら

no.1586

 

 

鬱になってしまった人の目線の一冊

 

ビジコンのプレゼンに参考になるからと

勧められた一冊。

 

 

 

 

Nespicksパブリッシングの

編集長を務めた井上慎平さんが

オーバーワークによる鬱の発症から

双極性障害の診断がついてから

症状とつきあいながら

仕事を続けていく様子が描かれています。

 

 

これを見て、名前を検索していたら

ほぼ日で糸井重里さんとの対談も出てきて

そちらも一通り読みました。

 

 

今の日本では、

鬱を発症したあとは、

どん底を経験した後は

回復してもとの職場に

復帰される人もいますが、

 

 

他の症状もあって、

なかなか回復されない人もいます。

 

 

また、障害年金の認定を受けて

障がい者就労を

されている人もいます。

 

 

井上さんの場合は、

短期休職⇒復帰を繰り返して

病状が進行してしまい、

辛い時期も過ごされたようですが、

 

 

そこから会社を退職して、

前職の同僚の人と

もともとやっていた活動で

起業されたとのこと。

 

 

障害とうまく、とは

なかなかいかないようですが、

自分の症状と向き合いながら

お仕事を無理のない範囲で、

されているとのこと。

 

 

この本は、こちらも元同僚の

編集者の今野良介さんに、

井上さんが企画を持ち込んで

仕上げた作品とのこと。

 

 

読んでみると、

わたしは精神疾患と
診断されてはいませんが、

(婦人科系の症状が長く重かった)

わたしも似たようなところを

通ってきたなあと思いました。

 

 

オーバーワークによる精神疾患発症

 

 

自分が有能でありたいという思いに

追いかけられて、

オーバーワークをしていたことで

体を壊したことの話などは、

 

 

痛いぐらい分かります。

 

 

同じ仕事量を

こなせる人と、そうでない人の差。

 

 

忙しい職場ほど、

自分の無力さを嫌というほど

目の当たりにします。

 

 

そのあたりの描写も

よくわかりました。

 

 

そこから、体調が崩れてしまって、

回復したくて、

もがけばもがくほど

深みにはまっていくのも

よくわかりました。

 

 

今、治療の

真っ只中にいる人は

読むのがつらくなるかもしれません。

 

 

でも、支えてくれる家族がいたり、

 

 

その辛さを分かち合える人に

出会えたりすることで

 

 

自分が今まで見てきたこととは

全く違うところの世界があることを

知ることは大切だなと思います。

 

 

 

自分が生きてきたことだけが正しいわけではない

 

これを読む経営者のあなたは

ビジネスマンとしてだけの感覚で、

スタッフを必要以上に

追い込んでいないか?

 

 

そういうのも考えるきっかけに

なると思います。

 

 

目の前にある数字や成果を

追いかけることも大切ではありますが、

 

 

そこを担っているのは

会社を支えてくれている

スタッフです。

 

 

働き方改革や

ハラスメントについても

法的に以前と比べて

働く人が守られていますが、

 

 

経営者や管理職の

考えが以前のままでは、

大きくは変わりません。

 

 

それを割り切って働く従業員もいれば

 

 

会社に対して失望して

辞めていく従業員も

今は多いでしょう。

 

 

もし、会社を変えたいと

思っているなら、

 

 

まず、

そういう従業員の

気持ちを理解する意味で、

おすすめの一冊です。

 

 

 

くれぐれも
「自分はこうはならないから」
で読んでしまわないように。
 
 
せっかくの内容も
頭に入ってこないので、
 
 
自分の会社の従業員が
もしこういった状況になったら
どんな風に考えているのか、を
 
 
知ってみようというつもりで
読んでみてください。
 
 
上のほぼ日の記事も
結構ボリュームがあるので、
そちらから読んでみるのも
おすすめです。
 
 
 
では、また明日。

 

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お問い合わせ

住所 岡山/岡山市東区邑久郷
津山/久米郡美咲町周佐600-19
受付時間 火~土:9:30~17:30
定休日 日・月

           

おせっかいパートナー

                               
名前榎本 尚子
住まい岡山県

Profile

1973年岡山市生まれ。
県立岡山城東高校、ノートルダム清心女子大学卒業後、求人誌・ブライダル誌・グルメ誌の編集・製作を経験。

後輩やアルバイトの育成にもかかわる。
このころから「お母さん」とよく呼ばれるようになる。

2001年結婚後退職し、久米郡美咲町に移住。

2004年 開業。様々な業務を経験し、仕事と同時進行で、親の介護、自身の体調不良、プチ不登校児の子育てなどを経験。

これまでに、多くの家庭の話を聞いてきたが、そこで同世代の女性の背負うものの多さや苦しさに直面し、何とか力になりたいと年々強く感じるようになった。

その中でも、自分の使命に従って起業をした女性たちの支援をしたいと思うように。

そこで、2024年から、起業をしたけれどなかなか成功できない女性起業家を多方面からサポートする業務をスタートした。

これまで3000人以上の話を聞いてきた経験から、独自の質問力で、相談者から「ついつい本音を話したくなる」と言われる。

そして、話を聞いているうちに、ついついおせっかいをあちこちで焼いてしまう51歳。

ブログは2021年5月から連続投稿をスタートし、もうすぐ1300日を達成する。

テレビやラジオ、雑誌などメディア出演多数。

現在、夫と息子(高1)とネコ1匹と岡山の中山間地域で田舎暮らしをする。

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